結婚披露宴での司会。
未経験からスタートしたり、副業としても人気のあるブライダルMC。
イベントMCと掛け持ちしている人も多く相性が非常に良いです。
ずぱりその収入はどれくらいなのでしょうか。
この記事では、ブライダルMCの収入について実際に働いている人たちの生の声をまとめています。
この記事を読み終えれば、ブライダルMCの相場から年収までわかるようになりますよ。
Contents
ブライダルMCの収入はどれくらい
結論から言って一本2万円
といっても、もちろん人によって、働き方によってかなり幅があります。
詳しく見ていきましょう。
専属事務所
ブライダルMCにはブライダルを専門にしている司会派遣会社があります。
未経験の人は、研修制度からフォロー体制までしっかりしている専属事務所がお勧めです。
専属事務所では、他のお仕事をすることはできませんが、その分お仕事を安定的に回してもらえる傾向があります。
新人さんは15,00円からスタートのところが多いです
ある程度経験を積んできて、1本20,000円が平均。
ベテランになれば高額に1本80,000円という話も聞きましたが、それはもう上沼恵美子でてきた、みたいな名前も実力も兼ね備えたかなりの大物の話です。
普通の人はそんなモンスタークラスのことは視野に入れないでよいと思います。
登録制事務所
登録制の事務所は複数事務所に登録することが可能。紹介案件は多くなりますが、安定性に欠けるようです。
こちらは1本20,000円から40,000円
たくさん指名が取れるようになれば、稼働実数がそのまま収入アップになります。
他の司会事務所との多重登録が可能ですので、
イベントMCと兼業している人はこのスタイルが一番多いです。平日はイベントで、週末はブライダルでという形。展示会の待ち時間にプロフィール作成をしているMCさん、よく見かけます。PC持ち歩いててなんかかっこよい・・・。
フリーランス
以前はホテルや結婚式場との契約というスタイルだったようですが、今は、ネットやSNSを通じて、自分で新郎新婦から直接お仕事を獲得することも可能になりました。営業が得意な方はこのスタイルもありかもしれません。
プロフィールや動画をみて、新郎新婦から直接連絡がきます。
交渉により金額は変わりますが、40,000円~交渉次第
何かあった時には、すべて自分で責任を取らなくてはいけないので、そこは覚悟が必要です。責任を取るというのは、具体的には、賠償金としてお支払いするようなケースもあるようです。踏み込むには勇気のいるスタイルです。
その他
披露宴だけではなく、ブライダルMCにかかわるお金の話で気になったものを紹介します。
プラスαで
人前式の司会 数千円から10,000円
2次会の司会 10,000円~20,000円
2次会の司会は友人に頼みがちですが、プロの司会者を入れた方がグダグダしなくてよいと思います。規模や内容によってですが、一番は新郎新婦のご希望によりけりですね。
ギャラ = 収入 ではない
披露宴は土日祝日が多いですよね。
1日のうちに2本の披露宴を受け持つこともあります。6月や秋など繁忙期は非常に忙しいですから、1本2万円として、毎週末お仕事が決まれば、月収32万円?!と考えてしまいがちですが、残念ながらそこまで甘くはありません。
そりゃそうですね、週末だけがんばって32万円稼げるなら、もっともっとなりたい人が多いはずです。今でも多いですが。
まず、新郎新婦側は司会にいくら支払っているのでしょうか。
実は6万円~20万円くらい。ですが、それがそのまま司会者の懐には入ってきません。そこから、式場や事務所がマージンを引いていきますので、手元に入ってくるのは上記に述べたとおりです。大体1/4くらいですね。
そして、もう一つ大切な事が。交通費や打ち合わせの料金は込みであるということです。
本番当日の会場までの交通費はもちろん、打ち合わせ時の交通費もこれに含まれているのです。
また、打ち合わせの間も料金は発生していません。
さらに・・・司会者はプロフィール作成などの準備が大切ですが、この作業をしている間もお金は発生していません。
これら全部含めて、披露宴1本2万円が相場だということです。
そう考えると、たくさんもらえるのかどうか・・・考えてみてください。
まとめ
ブライダルMCの収入について紹介してきましたが、いかがでしたか。
ブライダルMCの収入は1披露宴につき2万円が相場
経験とやり方次第でもっと収入をupすることは可能
交通費などの実費も含まれている
以前の様な格式高い雰囲気でTHE司会みたいなものは求められなくなってきています。
それでも、プロの司会者だからこそできる時間通りの進行、盛り上げや会場の雰囲気づくりなどやはり専門職であることに変わりはありません。
ブライダルMCだけで食べていくのは大変かもですが、ブライダル、そして人が好き、という人に向いています。
とても夢のある素敵なお仕事だと感じました。