司会を務めることになったので、セミナーの司会の台本を作らなくてはいけない・・・
司会だけプロに頼むけれど、講演会の司会の台本は自分たちで作らなくてはいけない・・・
司会の台本のテンプレートはないだろうか・・・
プロの司会台本この記事で特別に紹介します
コピペもOK
この記事では、プロの司会者によるセミナー台本のテンプレートをご紹介します。
このテンプレートを使えば、タイトルや名称を変えるだけで、すぐに使える台本になります。
あわせて、司会や進行をするときのポイントも紹介しておきます。
Contents
司会の台本テンプレート セミナー編
このテンプレートがあれば、比較的スムーズに進行は進むはずです。
Wordで台本を作成しているのをよく見ますが、読みづらいのでお勧めできません。
パワーポイントを使って、場面ごとにページをわけましょう。
司会者のために文字は大きめにしておくと読みやすいです。
そして、リハーサルを念入りにしておきましょう。
内容に合わせてPPTを送るようなら、PPTも併せて送っておきます。
その中に動画があるようならきちんと作動するか、音量は適切か、確認しておきます。
PC画面上でみるのと、プロジェクターでは異なる場合も多いです。
この時に照明の確認も行います。
また、講演者によっては持ち込みのPCの場合もあります。
つなぎ直すのにどれくらい時間がかかるのか等も実際に行いましょう。
セミナー進行の流れ
まず一般的なセミナーの流れを紹介します。
【受付スタート】
客入り状況をみて15分前~5分前・1分前に影アナウンス(影ナレ)
【本番スタート】
冒頭あいさつ
主催代表挨拶
プレゼンテーション
講演終了
長時間にわたる場合は、休憩をはさむこともあります。
講演が押してしまった場合、休憩時間〇分を確保して、そのまま押してスタートするか、
ここで時間調整するかなど、検討しておくとよいと思います。
司会台本 影ナレ
本日はお忙しい中、
「タイトル●●」にご来場いただきまして、 誠にありがとうございます。
ご来場の皆様にご案内いたします。
お座席は自由席となっておりますので、 前方より順にご着席下さい。
お持ちの携帯電話は、マナーモードにご設定いただき、開演後の通話は お控え下さいますよう、お願いいたします。
関係者以外の「録音・ビデオ撮影」は、ご遠慮下さいますよう お願いいたします。
また、おタバコをお吸いになる場合は、会場指定の 喫煙スペースをご利用下さい。
お手洗いは会場をでられまして、右手奥にございます。
尚、お配りしましたアンケート用紙はご記入の上、 お帰りの際に受付もしくは、お近くのスタッフへご提出ください。
皆様のご協力をお願いいたします。
セミナー開始は13時からを予定しております。
開始まで今しばらくお待ちくださいませ。
お客様が少なければ、影ナレは様子を見て入れましょう
アナウンスに合わせてPPTを用意して、開場前のお願いや会場内の場所説明を行うことが多いです
司会台本 冒頭あいさつ
皆様 お待たせいたしました。
本日はお忙しい中、 ご来場いただきまして、 誠にありがとうございます。
只今より、「タイトル●●」を開始させて頂きます。
私は本日の司会進行を務めます△△△と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
短い時間ではございますが、本セミナーが皆様にとりまして、 有意義な時間となれば幸いでございます。
まずはじめに
株式会社〇〇 代表取締役社長 ▲▲▲(ふりがな)より、 ご挨拶をさせて頂きます。
それでは、▲▲▲さん、宜しくお願いいたします。
ここでページを分けましょう
A4横書き パワーポイントで一枚を使うイメージです
司会挨拶は入れる場合と入れない場合があります
司会挨拶の前に、セミナーの趣旨説明を入れる場合もあります
なぜここでページを分けるかというと、挨拶中に次のページにめくっておけるからです。
喋りながらページをめくると、次のセリフにつなげにくくなります。
ですので、挨拶中にめくっておけるように、ここでページを分けます。
プレゼン中に関しても同様です。
司会台本 自社プレゼン ~ 休憩
『◇◇』をテーマに、
株式会社〇〇 マーケティング部 部長 ◆◆(ふりがな)より、
プレゼンテーションをさせて頂きます。
それでは、◆◆さん、宜しくお願いいたします。
ありがとうございました。
それではこれより、約10分間の休憩とさせて頂きます。
14時の再開となりますので、どなた様もお時間までには お席にお戻り下さいますようお願いいたします。
P2
自社の社員がプレゼンをする場合は敬称はなし
読み間違えの無いように、名称は太字や大き目のサイズに
改行して別段落になっていると、なお見やすいです
呼び込みの時には〇〇さん〇〇部長 どちらでも大丈夫です
司会台本 休憩明け ~ ゲストプレゼン
それでは、お時間となりましたので、 セミナーを再開させて頂きます。
このお時間は、『〇〇』をテーマに、
株式会社△△ 〈役職〉 ▲▲▲(ふりがな)様より、 ご講演頂きます。
それでは、▲▲▲様、宜しくお願いいたします。
P3
以下繰り返しになります。休憩を挟まない場合はそのままつなげて使ってみてください。
お名前等読み方は必ずご本人かその会社の方に確認しましょう
PCのつなぎ直しなどで時間がかかる場合は「準備を行いますので少々おまちください」で黙っていて大丈夫です
司会台本 プレゼン終了 ~ クロージング
ありがとうございました。
以上を持ちまして、セミナーを終了とさせて頂きます。
長時間に渡りお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
尚、会場出口にてアンケートを回収させて頂きますので、 会場出口におりますスタッフにお渡しください。
お帰りの際は、お忘れ物などございませんよう、 お気を付けてお帰り下さい。
本日はお忙しい中、 「セミナー名」にご来場いただきまして、
誠にありがとうございました。
まとめ
いかがでしたか。セミナーを行う際の司会台本のテンプレートを紹介しました。
司会台本制作の際に是非お役立てください。
司会を社員がする場合は、大きな声ではきはきと、何度も練習しましょう。
本番の環境でもできるだけたくさん練習しておくと緊張が軽減されます。
セリフを一つ一つ読もうとすると、棒読みになってしまい聞きにくいですので、
流れが頭に入るくらいしっかりイメージをしておき、名称の確認のために台本を見るレベルに
仕上げておくと良いと思います。
良いセミナーになりますように