クレンジングは絶対に省いてはいけない。
絶対にだ!
冒頭から強く出てしまいましたが、クレンジングと洗顔を大切に考えているので声を(文字を)大にして宣言してみました。
20歳の頃、化粧品セレクトショップで働いていたときに店長に
「いちばん大事なアイテムはなんでしょうか」
と聞かれました。
正解は「クレンジング」
なぜなら、肌は自分で潤う力や成分を出すことはできるけど、汚れを落とすことはできないから。
ほっほー。なるほど。
この答えに納得してからというもの、どんなに疲れていても記憶がなくなるほど酔っていてもクレンジングだけは絶対にする習慣が身につきました。本当に良かったと思っています。
ここにきて改めてクレンジングについてまとめています。
やりがちなクレンジング
- 肌を傷めないように、クレンジング剤は少なめにする
- メイクをよく落とすためゴシゴシこする
- 拭き取りクレンジングが手軽で使いやすい
- ナチュラルメイクだから、クレンジングはしない
- 界面活性剤が入っているものはよくない
- クレンジングしながらしっかりマッサージをする
これ実は全部NGです。
クレンジングに限らず肌に良くないのは『摩擦』
こするのはダメゼッタイ!!
なので、クレンジングが肌に負担になりそうだといって、量を少なくするのは間違っています。
ゴシゴシこすったり、拭き取りクレンジングも摩擦が起こるのでNG。
(クレジングウォーターとか便利なんですけどね。)
ナチュラルメイクでもクレンジングは必要です。洗顔料ではメイクは落とせません。
界面活性剤は石油由来で肌に悪いというイメージを持たれることが多いようですが、そんなことはありません。んなこたぁない。
界面活性剤のおかげで形状や使用感、洗浄力を調整することができますし、なにより、日本で認可されている界面活性剤はマイルドなもので、必要だから入っている訳です。例えば、石鹸も界面活性剤の一種です。安心して使って良いと思います。
クレンジング 界面活性剤 不使用のほうがよいの?
答えはNOです。
でも『界面活性剤 不使用』と書かれている化粧品はありますよね。なんか入っていないほうが肌によさそうじゃない?と思わされます。
ではなぜ界面活性剤活性剤不使用が謳われているのか。
界面活性剤は簡単に言うと、水分と油分をなじませたり混ざりやすくするもの。メイクを落とすのは油分です。これを水で洗い流せるようにしてくれるのが界面活性剤のちからです。
しかし界面活性剤は肌に必要な潤いも溶かし出して奪ってしまうという性質があります。だから、界面活性剤不使用をウリにしている化粧品があるのだと思います。でも、基本的に多くの化粧品に界面活性剤は入っているのです。
教えてクレンジングの基本
メイクをした日は必ずクレンジングを使って、メイクを落としましょう。
空気中の汚れや、肌の皮脂を吸着して参加し、それがしみやくすみ、ニキビの原因になったりします。HPが1でも残っていれば、クレンジングだけでもして寝てください。HP0だったら?→もう死んでいます
クレンジングはメイクの濃さによって使い分けるのも良いと思います。
メイクを落とす強さは、オイル系が強く、水っぽくなれば弱くなると思えば良いです。
クレンジングの種類 | 落とす力 |
メイクの目安 |
---|---|---|
オイル | 強 | ウォータープルーフの日焼け止めやマスカラ アイライナー |
油系ジェル
クリーム バーム |
やや強 |
リキッドファンデーション |
ミルク
水系ジェル |
やや弱 | BBクリーム CCクリーム
マツエクにオススメ |
ローション | 弱 | パウダー ミネラルファンデ |
マスクメイクで、ベースはナチュラルだけどアイメイクだけ濃いという方はポイントメイクアップリムーバーを使うと良いですね。
オイルクレンジングなら、アテニア スキンクリア クレンズ オイル
がオススメ。W洗顔不要なので、乾燥肌の方にもオススメです。(洗い流すたびに保湿因子が奪われていくので、できるだけ洗い流しの回数は少なくしたいわけです)
「1流ブランドの品質を1/3の価格で」と謳われている通り、安くて高品質!!
正しいクレンジングとは
大切なのは、
- メイクの濃さにあったクレンジングを使って
- 適量を
- こすらず、なじませて
- 1分以内に洗い流す
- W洗顔が必要なものは洗顔もきちんと
これがポイントです。
肌をこする摩擦への影響はこちらの記事でも紹介していますが、良いことは一つもありません。絶対にゴシゴシしないでください。意識すると意外とこすっています。
こすっているかどうかのポイントは、皮膚が動くならそれはこすっていると思って良いのではと思います。優しく、表面のメイクとクレンジングをなじませて浮かせて落とすことを意識すると良いと思います。
なぜ1分以内かというと、ここで界面活性剤がでてきます。
界面活性剤は肌に必要な保湿因子も溶け出して奪ってしまうので、それを短時間で最小限にするべきだからです。
短時間に集中しすぎて、メイクが落とせていないのもよくありません。
ですので、きちんとメイクとなじませて、落とせる目安が1分以内です。
クレンジング 基本 のまとめ
こすらず落とせよ1分以内
アントニオ猪木調でお読みください。